天使の息子がひとりいます。

天使の息子がひとりいます。

2016年3月、最愛の息子は1歳9ヶ月で突然この世を去りました。それまでと、それから。いろんな思いを綴ります。

罪悪感

息子はわたしの目の前で亡くなった。

息子のそばにはわたししかいなかった。

助けてあげられるとしたら、わたしだけだった。

わたしが判断を間違えた。

絶対に間違ってはいけないところで間違えた。

わたしにはきっとできることがあった。

でも何もできなかった。

何もわかっていなかった。

仕方ないでは済まされない。

誰もわたしを責めない。

例えば夫がわたしの立場だったらわたしも責めない。

責めたって仕方がない。

自分にだって正しい判断ができたかわからないから。

いちばん悲しんでいるのは本人なのだから。

だからわたしはわたしを責める。

ごめんね、ごめんね。

おかあさんが役立たずだったから、ごめんね。

おかあさんがあんなにバカじゃなかったら、

おかあさんがもっとちゃんとしてたら、

あなたは明日、二歳だった。