天使の息子がひとりいます。

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天使の息子がひとりいます。

2016年3月、最愛の息子は1歳9ヶ月で突然この世を去りました。それまでと、それから。いろんな思いを綴ります。

2歳の誕生日

今日は息子の誕生日。

 

義母と義祖母がお線香をあげに来てくれた。

ちゃきちゃき世話焼きなお義母さんと、優しいおばあちゃん。

ケーキはわたしが注文してしまったから、

果物を持ってきてくれた。

アンパンマンに囲まれた息子のコーナーに、

桃とチェリーがたくさん並んだ。

もう何度見たかわからないアルバムを見ながら息子の話をする。

時々涙ぐみながらの、思い出話。

可愛いねぇ、可愛いねぇ。

わたしたちの口からその言葉ばかり出る。

だって本当に可愛いんだ。

世界中の人に言ってまわりたいくらい可愛いんだ。

 

それからケーキを受け取りに行った。

名前の入ったプレートの乗ったショートケーキ。

ろうそくを二本入れてもらって、大事に持って帰る。

その途中家の近くで、同じマンションの人を見かけた。

家に向かっているところらしく、子どもを連れている。

いちばん下の子は息子より3~4ヶ月下で、

よくエレベーターや近所で一緒になった。

息子が亡くなってわたしの生活時間帯が変わったため、

最近はほとんど会うことがなかった。

夕方、わたし一人、ホールケーキの箱を持って・・・

「お子さんは?」絶対聞かれる。

息子のことを言うチャンスかな、とも思った。

でも、

死んだ息子の誕生日に、彼のためのケーキを持って、

もう息子とほとんど同じ月齢になった子を連れたその人と、

どうしても顔を合わせられなかった。

伝えるところを想像すると手が震えた。

逃げるように別の玄関から入り、

エレベーターに乗り込むと「閉」のボタンを叩いた。

帰って息子にただいまを言い、そっと泣いた。

 

このブログで息子のことをなんと呼ぼうかな。

ずっと考えていたのだけど・・・

お腹の中にいたときに呼んでいた名前にしようかな。

そうしよう。

ぽんちゃん。

お誕生日おめでとう。

 

このブログをご覧になって、ここまで読んでくれてありがとうございます。

もしよかったら、息子に、おめでとうを言ってやってください。

心の中でももちろんいいです。

きっとニコニコ笑って喜ぶと思います。