天使の息子がひとりいます。

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天使の息子がひとりいます。

2016年3月、最愛の息子は1歳9ヶ月で突然この世を去りました。それまでと、それから。いろんな思いを綴ります。

息子を妊娠するまでのこと②

治療や子どものことを忘れて働き、

その間に海外旅行にも行き、すっかりわたしの気持ちは回復。

この仕事は契約期間が一年+αで、

契約終了したらまたゆっくりクリニックに通おうと思っていました。

が、途中でまさかのもう一年の延長リクエスト。

でも治療するならなるべく若い方がいいかなと思い、

時々通院での遅刻や早退を了承してもらった上での契約更新をして、

約一年ぶりにクリニックへの通院が始まりました。

 

排卵誘発剤を飲む。

あるいは卵胞を育てる注射を打つ。

排卵させる注射を打つ。

タイミングか人工授精。

前とやることは変わりません。

そしてリセット。これも変わりません。

でもなぜか、わたしの気持ちは楽でした。

やっぱり一年離れて、どこまでどんなふうに治療をするか、

しっかり考えられたのが大きかったんだと思います。

 

三周期ほど過ぎ、また人工授精が失敗に終わった次の周期。

今回は人工授精はいいか~とタイミングだけ合わせ、

そろそろ生理が来るはずという頃が、

ちょうどわたしの32歳の誕生日でした。

あれ?今日そろそろのはずなんだけどな。

これで妊娠してたらすごい誕生日プレゼントだけど、まさかね。

待ちすぎて、全然信じていませんでした。

 

半信半疑で待つこと数日、本当に生理が来ない・・・

そして、翌週妊娠が確認されました。

喜びと、新たなステージへ進む緊張が、身体中にあふれました。

おめでとう!と笑顔でわたしの手を握った先生の顔を、

今でも覚えています。