遺族会に行きました
初参加だったので緊張しましたが、
参加された皆さんの話を聞いて涙、自分で話して涙、
自分の話で皆さんが涙してくださってることにまた涙・・・
最近、今のわたしは誰なんだろうって思うことがあったんです。
あの日、息子がいなくなって、
わたしの人生は「それまで」と「それから」に分かれました。
それまでのわたしは息子と一緒にこの世から消えてしまって、
どんなに再現しようと思ってもできなくて。
でも気がついたら元のわたしの振りをした誰かが、
すました顔して日常生活を送っている。
本当はもうどこにもいないのに、
道端ですれ違う人や、スーパーの店員さんや、
すべてをさらけだすことのできない友人知人に、
一生懸命それまでのわたしを見せようとしている、そんな感じ。
でもあの集まりの場には、むき出しのままの「それから」のわたし、
罪悪感に満ちあふれて悲しくて苦しいわたしがいました。
ここでなら泣ける。
知人には重いだろうとこちらが話すのを遠慮してしまうこと、
でも自分がいちばん話したいことを、
泣きながら話すと、みんなが聞いてくれる。
少しだけ気が楽になりました。