天使の息子がひとりいます。

天使の息子がひとりいます。

2016年3月、最愛の息子は1歳9ヶ月で突然この世を去りました。それまでと、それから。いろんな思いを綴ります。

三ヶ月

昨日は三回目の月命日でした。

月命日だからといって、特別な思いはなにもなくて、

ただ「まだ三ヶ月しか経ってないのか」と思いました。

もう何年も息子に会っていない気分です。

生まれた日も、いなくなった日も、遠い昔のことのようで・・・

とても長くて幸せな夢を見ていた気がして、

せつなくてせつなくて、

今ブログを書きつつ、泣いています。

 

息子を失うという最悪の体験をしてから、

わたしはふたつの思いの間で揺れています。

ひとつは

「今回のことは間違いなく人生で一番つらいこと。

だからこれより悪いことは起きない。

この先人生に何が起きても大したことではないし、絶対に乗り越えられる」。

これは息子を亡くしてすぐの頃によく考えていたことです。

もちろんなかば無理矢理ですけど・・・

例えば解雇とか、借金とか、生活にかかわることを想定していた気がします。

もうひとつは

「こんなにもつらいことが起こって、

またなにかあったらわたしには耐えられない」。

息子の死からひと月くらい経って考えるようになりました。

これは主に、身近な誰かの死についてです。

夫や親、そして特に、まだ見ぬ次の子ども。

そもそも来てくれるかどうかもわからない子なのに、もう怖いのです。

(そして来てくれないことはもっと怖い)

 

他のことに対しては強くなったというか、

どうでもいいと思えるようになったけど、

もう同じことには耐えられそうにありません。

頭ではわかっています。

今の時代、そうそう同じ親が子どもを何度も失うことはないということ。

でも感情はそううまくは納得してくれないですね。

 昔から心配性で気にしいで、

先のことを考えすぎてなかなか動けない性格でしたが、

 さらに拍車がかかりそうです。

 

三ヶ月、なんとか生きてきた自分を認めてあげようと思います。

今日はこれから夫と映画なので、

いつものように息子の写真と一緒にいってきます。