天使の息子がひとりいます。

天使の息子がひとりいます。

2016年3月、最愛の息子は1歳9ヶ月で突然この世を去りました。それまでと、それから。いろんな思いを綴ります。

癒されないもんだな

※妊娠について書いています

 

 

 

つわりがしんどくなってきて、

通勤して仕事して、というので精一杯の一週間でした。

来週はきっとどこかで休むことになりそうな気がします。

わたしは世間一般で言ったらきっとつわりは重くない方だと思うのですが。

ムカムカ船酔い、胃痛、頭痛。

歯磨きでは毎回涙目でえずいてしまいますが、

普段は胃をからっぽもしくは満腹にしなければ吐き気はきません。

でも何よりもつらいのが全身に砂が詰まったような倦怠感。

頭から地面に向かって、絶えず血が下がっていくような脱力感。

できるだけラッシュにかからないよう工夫したり、

始発駅まで戻ったりしていますがそれでも座れないとき、

電車で席を譲ってくれる人に、贈り物をしたいくらい感謝の気持ちがあふれます。

本当にありがたいです。

 

このだるさ辛さも、マークを見て席を譲ってくれる人への気持ちも、

・・・息子のときと同じで。

癒されないものです。

決して、代わりにはならないんだなと思います。

一生背負う傷なんだと、改めて毎日感じています。

お腹の命はもうとても愛しい。

育ってくれるかな。生まれてくれるかな。

一歳九か月より長く生きて、大人になってくれるかな・・・

また失うことがあったら、たぶんもう、わたしはダメでしょう。

どうなるかはわからないけど、きっとダメです。

それほど大事に思うものを、いくつも持てるのが、人間なんですね。

癒されるわけじゃないんだ。

大事なものが増えるだけ。

それは素晴らしいことだけど、そういうことなんだ。

 

一層息子が愛おしくて会いたいです。

こんな気持ち抱えて、どうやって生きてくんだ?

どーんと構えた肝っ玉母ちゃんになりたいのに。

お花畑にすらなれない。

 

いつもヒントを探して、いろんな方のブログを読んでいます。

今週は全然見に行く余裕がなかったので、

週末横になりながらまたお邪魔します。