一周忌を迎える前に次の子が生まれるということ
タイトルのことですが。
賛否両論なんだろうなと思うんです。
いろんな声を、ネットで読んだから。
長男を亡くしたのは去年の3/17。
その後、幸運にもすぐ次の子を授かることができました。
次男の予定日は2/5です。
一周忌が来る頃にはたぶん、産褥期も明けて、
一緒に外出もできるようになっているでしょう。
無事に生まれてくれていれば。
あの子を亡くした辛い辛い日が来る前に、
次男に会えるわけです。
だからすぐに次の子ができるわけがないと思っていました。
だからこそ、急がなければ。
誰に、何を言われてもいいと思いました。
次の子が来てくれなければ、もう生きていけない。
こんな喪失感を抱えて、
やっと授かった子を目の前で亡くして、
あの子の気配とグッズが溢れる部屋で、
夫婦二人で生きていけるわけがない。
しかも、不妊症で、しかも、もうすぐ35歳。
(現在はすでに35です)
急がなければ。急がなければ。
急がなければ・・・!
これが、長男を失った直後からわたしが考えていたことです。
辛くて辛くて涙に暮れて、
次の子を授かるために努力をすること、
病院通いの計画を立てること、
その希望でやっと自分を支えていました。
次男はまだ生まれていません。
お腹で元気に動いています。
わたしには長男だけをゆっくり悼む時間はありませんでした。
それだけのことです。
もしある程度の寿命を全うして死ぬときが来たら、
きっとわたし嬉しいと思うんですよね。
長男に会えるから。
それまで夫や次男と生きていく。
生きているから生きていく。
生きていくからには笑って過ごしたい。
そんな思いで今います。
出産はやっぱり怖いけど・・・やるしかないですしね。
きっとこの子がわたしに笑顔をくれると信じています。