天使の息子がひとりいます。

天使の息子がひとりいます。

2016年3月、最愛の息子は1歳9ヶ月で突然この世を去りました。それまでと、それから。いろんな思いを綴ります。

天使のお兄ちゃん

長男はなかなか歩けず。

言葉も出なくて手がかかったため、

二人目なんて考えてもいませんでした。

それでも次男が生まれた今、

長男が地上でお兄ちゃんになれていたら、

どんな反応をしたかなと思います。

生きていたら今日で二歳九ヶ月。

よしよししてあげてね、って言ったらしてくれたかな?

赤ちゃん返り、どんなふうにしたかな?

 

でも・・・

わたしは余裕のない母親でした。

もちろんいろんなことを一生懸命やっていたし、

誰に恥じることのない育児はしていたと思います。

ただ、余裕はなかった。

可愛くていとおしいけれど、

なかなかできることが増えない長男。

毎日同じ日々の中に閉じ込められているような、

閉塞感を感じていました。

そんな中妊娠して体調が不安定になったら、

次男が生まれてまた育児が始まったら。

長男にはきっと苦労や悲しい思いをさせてしまったと思います。

うまくやれるイメージが浮かびません。

 

だから、次男が来てくれたタイミングは、

本当に最高だったんだと思っています。

きっと長男が連れてきてくれた兄弟。

長男を失ってボロボロになったわたしたち夫婦に笑顔をくれました。

長男を地上のお兄ちゃんにはさせてあげられなかったけど、

天使のお兄ちゃんとして次男にも伝えたい。

 

だからなんだ?という記事になってしまいましたが。

次男に負担にならない程度に、

天使のお兄ちゃんのことも一緒に育てていけたらな。

そんなふうに考えている今日この頃です。

 

あとひと月であの日から一年が経ちます。

どんな思いで迎えるのだろう。

なんだか今日はとりとめのないことしか書けない。