天使の息子がひとりいます。

天使の息子がひとりいます。

2016年3月、最愛の息子は1歳9ヶ月で突然この世を去りました。それまでと、それから。いろんな思いを綴ります。

数える日々

おひさしぶりです。

ついこの間秋になったと思ったら、もう冬の空気に包まれていますね。

 

次男はすっかりずりばいが上手になり、

四つんばいになってぴょんぴょんして、

(ハイハイの練習かな?)

つかまらせれば立っていられるようになりました。

普通の発達に比べたらゆっくりだけど、

お兄ちゃんのときに比べたらなんてことないゆっくりさ(笑)

このまま少しずつできることを増やしていってくれたらいいなと思います。

 

おててはずいぶん親指を開くようになってきたものの、

これから装具を作ることになりそうです。

少し心配ですが、これで将来器用に手を使えるようになるのなら。

握り拇指についてはまた書こうと思います。

 

次男はあと2日で10ヶ月になります。

長男が、ぽんちゃんがお空へ旅立ったのは1歳10ヶ月になる2日前。

つまりあと一年で、お兄ちゃんに追いつきます。

そこを越えたら初めて、少しだけ安心できるような気がするんです…

命日よりもその日が怖いです。

はやく越えて、すくすくと育ってほしい。

 

そしてぽんちゃんへの思いは、

変な言い方かもしれませんが、

段々とまるくなってきました。

思い出しても苦しい気持ちにならずに、

あたたかく、やさしく、可愛かったなと、

思えるようになってきました。

彼がいなくなってすぐの頃は、

いなくなった日のことばかり考えて、

それ以外は考えられなくて、苦しかった。

今は記憶や写真に残る可愛い姿を思い出して、

二人のおかあさんをやれている気がします。

 

次男がぽんちゃんを追い越したら、

もう数えなくて済むかな?

あとはわたしが死ぬまで、ぽんちゃんの歳を数えるくらい。

一年後のわたしが、ほんの少し楽になっていますように。