天使の息子がひとりいます。

天使の息子がひとりいます。

2016年3月、最愛の息子は1歳9ヶ月で突然この世を去りました。それまでと、それから。いろんな思いを綴ります。

突然の卒乳

遅くなりましたが…新年明けましておめでとうございます。

今年は喪中はがきではなく、年賀状を送ることができました。

ぽんちゃんの名前がないのは寂しいですが、新年を祝えるのは素敵なことですね。

 

さて、タイトルの通り。

昨年末、次男が突然卒乳してしまったんです!

朝食後しばらくしてから、昼食後しばらくしてから、夕方、お風呂上がりと、日に4回授乳していたここ最近。

ごはんもモリモリ食べていましたが、母乳もゴクゴク飲んでいました。

それが突然の授乳拒否で、そのまま卒乳…

 

ことが起こったのは前回の記事を書いた翌日、11ヶ月を迎えた日のことです。

朝、いつものように授乳をし、ゴクゴク飲んでいた次男。

そろそろ飲み終わりかな?という頃、口を離したとき、なんとも言えない、微妙な顔をしたのです。

たぶんその場で見ていなければわからない、怒っているのでも泣いているのでもない、不思議な顔でした。

どうしたの?もういらないの?

そう聞きましたが、そうだとばかりに降りたがり、そのまま遊び始めました。

なのでそのときは特に気にせず、いつも通りに過ごしました。

 

が、次の授乳の時間、同じ頃にぐずり出したので、

はいはいおっぱいね〜と抱き上げ、飲ませようとすると…

くわえた乳首をパッと離し、手で押しやります。

あれ、飲まないの?

何度やってもダメ。ちょっとニヤニヤしながら手で押し返します。

あげるのをあきらめておやつとお水を飲ませました。

 

そしてまた次の授乳の時間、ぐずり出したので…

今度はくわえもしません。

乳首を近づけると怒ります。

またちょっとしたおやつとお水をあげました。

この頃にはもうなんとなく、わかってきていました。

もう飲まないって決めたのかな?

お風呂上がり、飲まずに寝たらそうかも。

 

そして、やっぱり夜も飲みませんでした。

差し乳とはいえさすがにこの辺りから胸が張り始め、これはヤバイぞ?と戦々恐々とした一夜を過ごします。

 

翌朝、…飲まず。

わたしの胸はグレープフルーツみたいになり、痛くて抱っこもできません。

息子を夫の実家に預けて夫婦でランチに行く予定だったので、

そのままお出かけはしましたが、せっかくのお料理の味も半分くらいはわかりませんでした。

帰ってきてもやはり授乳は拒否され…

この日は祝日で翌日は日曜日、近所の助産院に助けを求めることもできず、

もう次男にあげることはあきらめて圧抜きしつつ、

つらーいクリスマス連休を過ごしました。

 

そして月曜日を迎え、助産院に電話すると、

なんとキャンセルが出て朝イチで見てくれることに!

もう神様に見えましたよ…

飲まなくなって3日経っていたので、ガッツリマッサージして空っぽにしてくれました。

天井やらわたしの顔やら次男にも、母乳の雨が降り注ぎました。

 

そこからは少しだけ張りましたが、また一週間後に絞ってもらってからはすっかり落ち着きました。

今はもう、授乳期の面影はない、寂しいお胸に(笑)

 

そんなこんなで、次男は自分から乳児を卒業してしまったのです。

あれが最後の授乳とわかっていればムービー撮ったのになぁ、少し寂しいです。

飲まなくなってから小食の大人くらい食べて、お腹をポンポンにしています!

ドタバタな卒乳の体験談でした。