天使の息子がひとりいます。

天使の息子がひとりいます。

2016年3月、最愛の息子は1歳9ヶ月で突然この世を去りました。それまでと、それから。いろんな思いを綴ります。

近況

更新サボり気味の拙ブログにも、たくさんのアクセスありがとうございます。

日常生活に没頭しておりました。

変な言い方ですが、長男に関する日の近くはそうすることで平常心を保っている気がします。

そして没頭せざるを得ない忙しさでもありました。

 

我が家は先日引っ越しをしまして。

都内から都内ですし大した距離ではありませんが、

動き回る一歳児もいてそれなりに大変でした。

ひと月くらい前から断続的に、夜逃げ並みに荷物を捨て、

なるべく身軽に越してきましたが…いやはや、それでも。

これからは今以上にモノを増やさないことを心がけていきます。

 

それはさておき、越してきたところは、実は少し前に住んでいた地域なのです。

やっぱりあそこ便利だったよね。また住もうか。思い入れもあるし。

そんな会話を夫としながら決めまして、四年弱ぶりに帰ってきました。

感の鋭い方はお分かりでしょうが、ぽんちゃんの生まれたときに住んでいたところなのです。

しかも、偶然いい物件が見つかったのも前の家から5分程度のところで。

ぽんちゃん五ヶ月で引っ越すまで、RSで小児科に通い、

寝ないぽんちゃんをトッポンチーノごと抱っこしてお気に入りのアルバムが何周もするまで聴きながら揺らし続け、

ベビーカーを足で揺らしながらテイクアウトのフラペチーノを飲んだ(笑)、

その場所なのです。

わたしたち夫婦は普段からぽんちゃんの存在と思い出と共存しながら生きているので、

この強烈な懐かしさに毎日感動しまくっています。

ぽんちゃんを産んだ年の夏の暑さまで肌に蘇ってくるようです。

さすがに同じ小児科に次男を連れていくときには泣かないように注意ですが…

どうせわたしが生きてる限り思い出はどこにでもあるんです。

彼を亡くした場所に居続けるのとは違って、

ここには生きてた彼しかいなかった、小さかったけどここではちゃんと生きてたんだと思うと、

どうしようもなく涙腺が緩みますが、嬉しく思います。

 

家具のレイアウトを変えるついでにぽんちゃんコーナーも並べ方を変えて、

写真立ての中の写真も違うものにプリントし直しました。

なんだかとっても可愛くて、生き生きしている気がします。

次男もハイチェアに座るとぽんちゃんコーナーが近いので、

よくお兄ちゃんの写真を棚から奪い取って見ています。

あまりにそっくりだしお下がりも着ているから、たぶん自分だと思っているよね…^ ^;

 

そうそう、次男はよろよろ歩き始めてから二ヶ月ちょい、

よちよち歩きがだいぶ上手になりました。

でも靴を履いて外を歩くのは怖いらしく、地面におろすとべそをかいてしがみついてきます。

歩き始めたらあっという間にどこか行っちゃうよなんて言われてきましたが、

怖がりで慎重派の次男がどこか行っちゃうのは今のところ家の中だけです。

助かるけど、そろそろお外でも歩いてお散歩したいなぁ。

あとは言葉。まだ出ません。

ぽんちゃんの発達遅れのこともあって、若干ナーバスになっているのでどんと構えられません…

ゆっくり待っててあげたいんだけど、心配してしまいます。なにかしゃべってー

 

それから先天性握り母指のこと。

毎晩寝る前に装具をつける生活を続け、かなりの改善がみられました!

親指と人差し指でボーロをつまんで食べられるようになり、

髪の毛や小さなゴミなど拾って持ってきてくれたり、

(ちゃんと掃除してないズボラな母です)

ここ1〜2ヶ月でほんとうに器用になりました。

歩けるようになり末端の神経が発達するタイミングだったのか握り母指が治ってきたのか、

もちろん真実は神のみぞ知ることですが、良かったです。

装具は今もつけています。もう必要ないと言ってもらえる日を楽しみに、せっせとがんばります。

余談ですが…

装具のマジックテープは本人がべりっとはがしたり、

ふとんにこすれてはがれてしまうので、

ベビー用の手袋を指なしに切って装具の上からかぶせています。

もし、手の装具が取れてしまうことでお困りの方がいたらやってみてください。

 

長くなりました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

最近お肌が曲がりに曲がっている、リンでした。