天使の息子がひとりいます。

天使の息子がひとりいます。

2016年3月、最愛の息子は1歳9ヶ月で突然この世を去りました。それまでと、それから。いろんな思いを綴ります。

心配ごとは尽きないけれど

おひさしぶりです。リンです。

更新していない間もブログをご覧いただきありがとうございます。

それだけ子どもを失って暗い水底に沈むような思いをしている人が多いのだなと、切ない気持ちになります。発達に悩む人もですね。

わたしの文章を読んで思いを知ってもらっても、誰も救うことはできません。わたしや長男が救われることもありません。

でも同じようなことで苦しむ人がいて、自分が一人じゃないと知ることは確実に心の支えになります。わたしはなりました。だから、時々でも書こうと思いますし、コメントには必ずお返事します。

つらいけどね、生きていきましょう…

生きている人間て強いですよ。

 

さて、近況です!

次男は2歳3ヶ月。毎日走って遊んで笑ってもりもり食べてぐっすり眠ります。

もう長男と比べたら、それでいいじゃないかって感じですよね。元気で健康で。

本当に可愛い子なんですけど、言葉が遅くて…親子教室に行くことになりました。

もちろん今回も自分から相談しに行って決まったことなのでむしろ喜んでるし、月イチじゃなくてもっと行かせてくれよなどと思ってるんですけど、心配は心配です。

2歳なりたてのときなんて、3語しか出てなかった…今もまだ20語くらいで。「おかあさん」て言えないから呼ばれることもないし二語文なんてまだまだ。こちらの指示は通るし、理解力は年相応、情緒の発達は月齢以上らしいのになかなかしゃべらない。

あとは遊具によじ登ったり滑り台を滑る(1歳の終わり頃は滑ってたのに!)、階段を降りるのがなかなかできなくて。慎重派で怖がりで運動音痴なだけならいいな…

でも「きーこきーこ(いいこいいこ)」と言いながら頭撫でてくれる優しい子なので(イヤイヤする時はわたしを叩いてくるけど( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ ))、それでいい、そのまま生きてくれと思ってます。

それから先天性握り母指のお話。

1歳前からずっと寝るときだけ装具を付けていましたが、2歳超えたところで何をどう工夫しても自力で取ってしまうようになりまして。

わたしが寝るために寝室に入ると、ぐっすり眠った息子と外れた装具が2つ転がってるのが一週間続いて、付けるのをあきらめました。

実を言うとその少し前から受診すると「まだ装具付けてます?」と先生から聞かれていたので、このくらいの歳になるとああいった形の装具は無理なものなのかもしれません。成長に合わせて少しずつ調整してもらいながら、1年と1ヶ月お世話になりました。

現在の手の様子はというと、くせで親指は内側に入り込みがちですが、ものを握るときものを使うときに影響が出ることはなく、なんでも上手につかみます。スプーンフォークコップ、おもちゃや手すり、きちんと親指を広げてぎゅっと握ることができます!「グーグーパーパー現代人〜🎵」もできます^ ^

もちろんまだ経過観察は続きますが、前回の受診では「良くなったね、いい感じだね」と言っていただけました。先生と装具屋さんには本当に感謝してもしきれないです。

 

もうすぐ長男のお誕生日が来ます。

3回目の命日は忙しくしていたのもありましたが、あまり気にする気になれませんでした。次男が長男の歳を超えたことが大きかったと思います。

命日よりも誕生日の方が気になるし気にしたい気分かな。5歳だなんて?!ぽんちゃん、想像もつかないよ〜

心配ごとばかりだけど…それでも今は楽しく暮らせていることを3年前の自分に教えてあげたいし、今の自分と次男に命をつないでくれた感謝を伝えたいです。

「ありがとうよく頑張った!」