天使の息子がひとりいます。

天使の息子がひとりいます。

2016年3月、最愛の息子は1歳9ヶ月で突然この世を去りました。それまでと、それから。いろんな思いを綴ります。

月命日、二回目

二ヶ月。
わたしには、長い、長い、長い、二ヶ月。
亡くなってすぐから一ヶ月くらいは、毎日毎日、分や時間単位でその瞬間のことを考えた。
三時間前は生きてた、昨日の今ごろは、三日前は、一週間前は、十日前は…
そう思うときの、あの絶望。
遠ざかってしまう、戻れなくなってしまう。
あの子だけをあの瞬間に置き去りにしてしまう。

すべすべで弾力のあるほっぺの感触も、小さなおてての温かさも、抱っこしたときの重さも、匂いも肌触りも今はまだ全部、覚えているのに、いつか忘れてしまうの?
こんなに大好きなのに。

それでも、この二ヶ月でわたしはずいぶんと心の落ち着きを取り戻しました。
悲しみも苦しさも寂しさも変わらずにここにあるけれど、少しだけそれらとお付き合いすることが上手になったと思います。
ブログも始めることができました。
きっと、大丈夫、生きていける。
がんばろう。