天使の息子がひとりいます。

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天使の息子がひとりいます。

2016年3月、最愛の息子は1歳9ヶ月で突然この世を去りました。それまでと、それから。いろんな思いを綴ります。

時々やってくるイヤな気持ち

どうしてうちの子だったの?

神様はどうしてうちの子を選んだの?

あの子は結婚して五年目にやっと生まれた子で、

わたしたち夫婦のたったひとりの子。

仕事をしながら病院に通ってできた、待望の子。

次の子を何人も望めるほどわたしたちは若くない。

どうして、うちの子なの?

どうして?

あっちの家族から連れて行ってよ。

三人もいるじゃない。

結婚してすぐ授かって、一番下の子なんて産むかどうか迷ったって。

なんであっちから連れて行かないの?

どうしてわざわざ、うちの子なの?

 

文字にすると本当に醜い・・・

どす黒くて嫌な感情。

 

初めての子を失って、世間的にわたしは母ではなくなりました。

母というアイデンティティが無くなったこと、

本当につらかった。

宙ぶらりんでからっぽ。

わたしはもう何者でもない。

母でいられる人がうらやましかった。

一人失ってもまだ母でいられるんだから、いいじゃない!

そういう人から持って行けよ!!

心の中でそう叫んでいました。

 

だからといってねー、

本当にその人や、他の人に、

そうなってほしいって思ってるわけではないんですよね。

というか、思ってない。全然思ってません。

だってその人のことが好きだし、

その子が愛されてるの知っているし、

それにすごくすごく可愛い。

他の知らない人にだって、こんなこと起こるべきじゃない。

そうただの八つ当たりなんですよね・・・

 

それに、「何物でもない」なんて書きましたが、

そんなことないのもわかっているんです。

息子を授かる前のわたしだって、

不妊でとても悩んだし落ち込んだけど、

日々を楽しく生きていたと思うし、

子どものいない他の人にそんなふうに思うことなんてありえません。

断言できる。

 

だけど。

一度そこにあった未来の光が失われるのは・・・

言葉にできないほど、悲しくてしんどいです。

 

時々こういう感情がもやもやもやっとやってきて、

心を乱してから去っていきます。

そのあとは、ただなんか、寂しくて。

息子のあの柔らかいほっぺを触りたくなります。

 

あーあ。

おかあさんまだ全然ダメだね。

明日もお仕事がんばるから、そばにいてね。